悪い恋愛パターンから抜けるには(その3)

インタビュアー(以下、イ):三姉妹で同じ問題を抱えているわけではないんですよね?

桃花(以下、桃):
そうですね、姉妹で親の問題を分けっこするんですよ、お姉ちゃんがAという問題だったら、真ん中の子はB、下の子はCと、基本はバラバラになりやすいですね。

イ:おもしろいですね。

桃:
成人後に、持っている問題を交換し合ったりすることもあるので、姉妹のどちらかに離婚する人が出てくるかもしれないですよ。そしたらこの方は結婚できます。

イ:それおもしろいですね。

桃:
そうですね。お母さんと一緒に住んでたりしませんよね? その人。

イ:今はしていません。小さい頃はずっと一緒に住んでいたと思いますが。

桃:
なら、まだマシですね。このパターンでお母さんと住んでいたら、お母さんが娘に出て行ってほしくなくって、好きな人ができないというパターンになったりします。

イ:あ、別の三姉妹でそういう人がいますね。下の二人が結婚して家を出ていて、一番上のお姉ちゃんだけが…。

桃:
残ってる? もう、人柱ですよね、それ。お母さんのせいで出られない。

イ:人質みたいな。

桃:
犬とか飼うと、出られたりします。

イ:そうなんですか? 出られないんですかね。はたから見ていると出たらいいのにと思うんですが。

桃:
罪悪感があって出られないんですよ、親に。親も、口では出ていきなさいよと言うんですよ。
早く結婚しなさいよ、とか。でもなんかね、違うんです。言ってることとやってることが。

イ:それは、男の子と女の子のきょうだいではどうですか?

桃:
異性のきょうだいの場合はちょっと違いますけど、基本は分けっこするという話は同じですね。
姉妹のほうが、おもしろく真っ二つになります。真逆に。性格などもたいてい逆になります。

イ:性格は、たしかに皆さん違う感じです。

桃:
異性だとちょっとまた変わってきます。もう少しややこしいので。
姉妹間のようにポンッていう感じではないですけど。

(その4へ続く)