自身の占いのルーツ、スタイルについて

杏樹(以下、杏):
そういえば、竜を見たのもシアトルでした。

インタビュアー(以下、イ):見たんですか?

杏:
なかなか信じてもらえないんですが。滞在中、手をかざして祝詞を唱えるなどの精神修行に参加してみたんです。その時に見たんですよ。竜といっても雲なんです、実際は。雲の形をした竜が天空を舞って、それがもう10分くらいは続いたでしょうか。

インタビュアー(以下、イ):竜の形をした雲なんですね?

杏:
竜の形をした雲、雲の形をした竜、どっちかわかりませんよ。 ただ、本当に竜の形。
竜王の舞といった感じでしょうか。すごいな〜、こんなことが自然界で、ここは慰霊祭と言われるだけのことはあるな〜と眺めていたんです。 ところが「今の竜はすごかったよね」と聞くと、見えたのは私ともう一人だけなんですよ。ほかに参加者は30人ほどいたでしょうか、みんな何も見えないと。
そんな不思議な出来事もありました。

インタビュアー(以下、イ):その出来事が、今の杏樹さんの占いに大きく影響したのでしょうか?

杏:
いえ、そこから、アメリカのブライアン・L・ワイス博士という方の著書『前世療法』に出合い、前世というものに興味を持ちました。それが占い師になった直接のきっかけですね。実際、数年前にもアメリカまでワイス博士に会いに行き、勉強もしました。 ほかにはレイキや、創始者ヴァイアナ・スタイバルさんのシータヒーリング。シータ波のシータですね。それも彼女の元へ勉強に行ったりしています。

インタビュアー(以下、イ):占い師というよりヒーラー?

杏:
ええ、ヒーラーにすごく興味があったわけなんです。 前世療法もそうですし、シータヒーリングも、もちろん前世や未来も見ますから。 こうなるという未来はあるけれど、それは自分の思考で変えていけるわけです。それにすごく興味があって、今、勉強中。 こちらに来られる方も、自分を変えたいと思われているのではないでしょうか。 なんで不倫ばっかりするんだろう、恋がうまくいかないんだろうか、など。思考で未来は変えられますよ。