恋愛相談 - 1 -

ある女性の恋愛のお悩みについて、生年月日から四柱推命で占っていただきました。(前編)

ミレイ(以下、ミ):
この女性は意志力のとても強い方。ですが、行動力はイマイチ。どちらかというと、好きな男性に対しては、自分が走っていって迎えに行くよりは来てもらうのを待つ。迎えに来いよ、と。一段高いところの座布団の上で待っていたい受け身タイプ。

そのほか、飲食業や接客業に向いている星をいっぱいお持ちです。世話好きであるとかね。この方の四柱推命での命式の中に、男性の星が入っていないですね。そういった方は、基本的に男性に対し執着や依存はあまりないんです。

インタビュアー(以下、イ):その女性に男性の星が無いと?

ミ:
星が無いっていうと、まるでモテないみたいに思われるかもしれませんが、10個の星が偏って出たりだとか、何か欠けているものがあってもおかしくないんですよ。

この方の場合は、正官(せいかん)といって、女性から見たら男性を示す星が無いので、縁がないのではなく、男性に頼らなくても生きていけるということ。

面倒見のいいところがあるので、接客業が向いています。プライドの上のそのまた上に誉の星が付いているので、自分からすり寄っていくよりも、迎えに来てもらうほうが好き。

イ:プライドが高いということ?

ミ:
そうですね、プライドは高いです。そして、この方、一昨年からの4年間、婚期の渦中にいます。
きっと結婚したいなという気持ちが強くなってきているはず。

この方は丁卯(ひのとう)の日生まれなので、丁巳(ひのとみ)の人は今年の壬辰(みずのえたつ)の壬(みずのえ)を見て干合(かんごう)という10年に1度の変化が生じます。そういう時は、自分の中から変化を起こしたい気のようなものが出てくるんですね。単純に言うと、婚期中の干合は、結婚するのが一般的ですが、この方の場合、いかんせん忘れられない人がいるんですよね。

(中編につづく)