ミズキ先生 〜 復縁について

インタビュアー(以下、イ):引き合うご縁、魂というのがあるんですよ。どれだけ醜い別れ方をしようと、たとえお互いに家庭があろうと、出会ってしまう魂は出会ってしまう。その場合は、復縁をオススメしています。

ミズキ(以下、ミ):

イ:たとえ不倫であっても?

ミ:
不倫になるからやめておきなさい、とは言わない。一人の魂に対して生涯で何十人も出会いますよね? なぜ出会うかというと、そこから何か学び取るため。自分の中で未消化だったもの、すなわちカルマを解消するためなんです。カルマを全て終わらせて、二度と出会う必要がなくなるまで。

イ:カルマとは、どういうものでしょう?

ミ:
要は心の傷です。前世や生まれ育った環境からでもいいんですが。人を疑ったり憎んだりしてしまうクセがあるとか、人に対して凶暴な感情をもってしまうクセがあるとか、それは全部生活環境によって起きますよね。仮に、ある人にさんざんな目に遭わされ、苦しめられて、ボロキレを捨てるように別れたとします。そうすると、相手に対し深い恨みが残りますよね。その相手でないと解消できないような恨みが残ると、また出会うようになっているんです。もしくはその人と本当に似ている魂と出会い、なぜ恨みに思ったのか、または恨んだところで何の幸せもないと気がつくまで、そのパターンを繰り返すのです。

イ:気づくまで繰り返すってことですか?

ミ:
よくあるものでは、DVの夫とようやく別れました、次の恋愛がしたいんです、と言ったら、次の相手もまたDVというもの。出会っても、出会ってもDV。また、不倫癖、浮気癖のある男性とばかり出会うのも同じ。なぜなら、女性側に、殴り合わないといけないような何かがあるから。ちゃんと歩み寄るなり、愛情を感じながら生きていけるんだというパターンを覚えるまで、そういう人に巡り合うようになっているんです。

イ:つまり、自分が相手に傷つけられるということは、何かに気づけという意味なんですね?

ミ:
そう、「気づく」ことです。