30代女性「仕事と結婚、自分はどうしたいのか?」(その3)

ミズキ(以下、ミ):
それではカードをご自身で交ぜていただきます。結婚か仕事か、ですね。結婚願望はあるんですね?

A:あります。

ミ:
この彼氏とではないでしょ?

A:そうですね。

ミ:
それなら、ウエディングドレスを眺めている自分を想像しながらカードを交ぜて、一つにまとめてください。きれいに。では、利き手の反対でカードを三つに分けてください。

…性分として、一番大事な部分のカードが出ているんだけど、ご自身が修行のような感覚で生きているのね。こことここがね、正反対なんですよ。軽やかに面白おかしく、なんでもいってみないと体験しないとわからない、という冒険者の質なのに、これ(カード)が“修行僧”なんです。

ずっと座禅を組み、悟りを開くために一生懸命努力をしている数字で、正反対。自由奔放に生きようとすると、「そんなの、もっと考えて生きないとダメ」と、自分の中のここ(“修行者”の質)がブレーキを踏む。じっくり腰を据えて一生懸命慎重に物事を考えようとすると、反対側の数字から「私ったら、なんでこんな面倒くさいことを考えているんだろう」とブレーキがかかる。つまり、苦痛を感じやすい質を持っているんです。何か選択しようという時に、苦痛を感じてもポンといけばいいのに、いってはいけないような気がする。

A:それは、すごくあります。

ミ:
そこに目を向ければいいんです。慎重になろうとしている自分がいるな、と。困った時や迷った時には「ブレーキかけすぎてない、私?」と、肩の力を抜くような思考をクセづけることができたら、気軽に動ける質が加わります。両方うまくバランス良く出れば人生が活性化、つまり「やってみないとわからない」とエネルギーが舞い戻ってくるので、自分でちゃんと方向性が見えるようになると出ていますよ。ただ、ブレーキがきついので、迷う性分はかなり長期にわたって続くとは思うけど。

(その4へ続く)