ミレイ先生 - 占いに依存しないで -

インタビュアー(以下、イ):恋愛占いをしにくる女性についてどう思われますか?

ミレイ(以下、ミ):
占いに依存しないこと、振り回されないこと。占い師が本当の愛をもってあなたに言ってくれているかどうかを、きちんと見極めてほしい。オセロの中島知子さんがいい例ですよね。占い師に依存し、おかしくなってしまって。極端な話、あそこまでいってしまうとダメですよね。

イ:占ってもらう側としては、すがる思いなのでは? それを「依存」というならそうかもしれませんが。

ミ:
そういう意味ではなくて。すがってくれていいんですよ、そのための私たちだから。

私が占いの結果を何か言いますよね。するとその瞬間、救われる。ただそれだけでいいんです。
あとはもう引かない。心に何か嫌な暗い部分というものがあり、それに私は光を当てる。
救われますよね。それで終わりでいいんです。

自分でもともと持っているものを、たまたま私が見つけて、伝えるだけのこと。
苦しみに暮れているから、自分で気づけていない。

イ:それを先生が引き出しくれると?

ミ:
そう、それだけであって与えるものではない。彼女たち自身が最初から持っているものなんですよ。

つまり、「依存する」のは、何かいいことを占い師が自分に与えてくれたのだと誤解しているからですね。
実際は見つけてくれただけ。それでうまくいったなら、また良い方法を聞きに行くのはアリだけど、与えられたんじゃないんです。

イ:占いといっても、最後に決めるのは自分であり、背中を押してくれるとか、潜在的なものを占い師が引き出してくれる、というのが私の解釈ですが。

ミ:
そういう人は依存しなくて済みますが、やっぱりこの先生のおかげだと思い込む人は必ずいます。やめたほうがいいですね。極端な話、もし私が死んだり引っ越したりして遠くへ行ったら、あなたはどうするの?と。

イ:先生がいなくちゃ、私も生きていけない、みたいな。

ミ:
ぜひ、そこは気を付けていただきたいですね。