相談者Bさんとの会話(後編)

透子(以下、透):
たしかに彼はモテなくもないけど、全部が言い訳という感じには見えないんで。
つながりは深く、よりを戻してもおかしくない相性ではある。

あなたには今のほうが楽なのかな。どうなんでしょう。正直、あなたにまだ気持ちが残ってそうな出方をするけど。

相談者B(以下、B):え〜? 本当ですか?

透:
熟練的なカードからして、彼の性格的欠点も長所もわかっていそうな、情のような出方です。
当時のつらさは正直根に持っているけど、どこか忘れられないところも…。

B:たしかに根に持ってますね。

透:
今はつかず離れず?

B:そうですね。特に気にもせずって感じ。

透:
彼は今お付き合いしている彼女は?

B:わかりません。全くそういう話はしないので。

透:
友達という感覚より、あなたの存在自体が大事と出るんですね。
彼は彼で口には出さないけれど、反省してはいるんですよ。日頃言います?

B:言いませんね。

透:
これね、「オレが今よりを戻すって言ったらどうする?」みたいな感じ。

B:今、私、好きかどうか微妙な関係の人がいて。その人といると安心できるみたいな。
なので、別に彼はそんなに要らないかな。つらかったんです、すごく。

透:
そうですね。すごくつらかったでしょうね。なんかね、彼にも長いこと一緒にいるんだなという認識はあるけれど、自由人ゆえ結婚願望がそこまであるとは見えないんですよ。

悩んでること、引っかかってること、ごめんなさいってこと、誰かに取られたらどうしようと焦りも出てくる。つまり、今になってやっと、「やっぱりオレのことすごく愛してくれたんだな」込みでの反省もあるのかな。

だから「よりを戻そう」って言われたらどうします?って聞いたんですよ。

B:難しいですね。

透:
楽なんでね、今。くっそ〜という思いは過去として封印だけれど。縁が切れる感じはない。
つながりは少しありますよ。

彼、ちょっと病気に気をつけたほうがいいです。身体の不調が出やすい時期なんで。