占いのスタイルについて
次は、透子(とうこ)さんにお話を伺いました。
インタビュアー(以下、イ):透子さんの占いについてご説明お願いします。
透子(以下、透):
アウルタームでお世話になって8年目になります。占いは、今は主にタロット。
あとは生年月日からカードで割り出して、その人の性格を見る『数霊』で占わせていただいています。
それ以前は、三重県の幾羽神社というところで巫女修行をしていまして、そこから占いというか神事(かみごと)に興味を持ち始めました。カウンセリングに近い形で、若い女の子たちをちょっとでも助けられたらいいな、というような感じで占わせていただいています。
イ:それでは、占いに来られる方で、今一番多いのは、どんなことですか?
透:
ほぼ恋愛のことですね。私の場合、特にそうなのかもしれませんが、10〜20代の女性が大半で、男の人はあまり来られないんですけど。不倫や二股など、幸せな恋愛ができそうでできないというところで迷っている方たちに対し、アドバイスができればと思っています。
イ:二股というと、女の子側が複数の男性の間で揺れているという感じ?
透:
それもありますけれど、たいがい浮気疑惑ですね。私は何番手だったりとか、そこで信用できないから彼の携帯電話を見ちゃったり、疑ってしまったり。追及したり束縛したりすると関係が悪化するということをご本人がわかっていないから、それをこうしたらいいよ、とカードを通して話はしています。
イ:相手が浮気をしているかは、わかるものなんですか?
透:
相手の気持ちをカードで出していくんですね。そこで、ちょっとしんどいなとか、遊びたいなとかいう願望が出てきたりすると、やっぱり周囲にもカードを置いたりしますね。
たとえば、デビルのカードだとわかりやすくて、お客さんにも「先生、なんかこんなの出てる」って言われます。彼女に対しての気持ちや、周囲の人の状況、どういうふうにしたいかという男性側の希望もカードを出すんですよ。