悪い恋愛パターンから抜けるには(その6)

インタビュアー(以下、イ):でもそれだと、後で自分に返ってきたりしません?

桃花(以下、桃):
返ってきます、確実に。彼がその時どんなに苦しいか、ちゃんと理解できさえいれば大丈夫。返ってきませんよ。

イ:わかったうえで、ごめんなさいと?

桃:
そうです、本当に同調できたら。でも基本的に、したことは確実に返ってきます。

しかも、ご両親のしたことも自分に返ってくるんですよ。だから、家族関係を理解しておかないと。
たとえば離婚家系とかだったら、恋愛もモメやすかったり。

イ:ご両親の苦労を回避する方法は?

桃:
一番の苦労は回避できているはずですよ。ご両親のようになるような人を、そもそも選ばない。

う〜ん、でも、このお父さんが浮気していたのなら、浮気相手のポジションにもなりやすいですよ。
いろんなパターンがあるので一概には言えませんが。子どもが産まれたりしたら父親のポジションも理解できる流れになりますが。

今、お母さんと離れてお住まいですか?

イ:今は別ですが、病気なので月2回ほど帰ってますね。

桃:
なるほど。それだと浮気相手のポジションにもなりやすいかも。

イ:これは何を勉強しろと?

桃:
一応、父・母・浮気相手という三者の感情を全部理解したら、縛られていたパターンから解放されます。

浮気相手のポジションだと、その立場のしんどさを存分に体験して…みたいな感じですね。正直、どれもしんどいんですよ。

実際に体験するのもしんどいから、似た体験から想像して、そのパターンを回避する方法もあります。
想像するしかないです、そこは。

イ:それは、この3人のことを思ってあげることが回避につながると?

桃:
3人のそれぞれの立場での感情を、想像しつくす。それでも完全回避は多分無理ですね。
いくつかは体験するかと思います。でもその時に、ここは誰のポジションだろう?と考えてみて、誰の気持ちか気づく。そうするとクリアできるので、恋愛で主導権が持てるようにもなります。