占いにハマる方について

インタビュアー(以下、イ):リピーターの方々は、どういったタイプが多いですか?

ミズキ(以下、ミ):
自分で物事が決められなくなった人、かな。思いやりが非常に豊かだとか、人への配慮が行き過ぎて、自主性を押さえ込んでいる方。

物事がうまく収まるなら合わせておこう、自分はそうしないほうがいい、など、優しくて思慮深い人というのは、まず自主性が欠落しているんで。最終的に大人になってから、自分は何をしたいんだっけ?となるじゃないですか? 周りに気を使いすぎて。そんな人が多い気がします。

イ:そういう人が、自分を変えることはできるんですか?

ミ:
そのお手伝いをしているようなものだと、私は思っていますね。生き方についての悩みには、それは自分で思い出してくださいよと。もっと自由奔放に生きていきたいんだよ、本当はそんな恥ずかしがらずに元気いっぱい堂々と生きていきたいんでしょ?と、そういう言い方になりますが。

イ:人の目を気にし過ぎて、いちいち不安になり落ち込む人などには、どういったアドバイスを?大したことでもないのに、言われた言葉がちょっときつかったりすると、私のこと嫌いなんじゃないかな、とか、すぐそう結びつけてしまうタイプの人が多いのですが。

ミ:
一つポイントになるのは、怖くて尋ねることもできなくなってしまった、ということ。

普通はポンときついことを言われたら「何その言い方?」って言えますよね?その場で尋ねる勇気、要は心と心の信頼関係が上手に築けずに育ってきた。そして大人になった時に、どうしても自分の思っていることが出せない。回りくどいとか遠回しに言う人っているでしょ?

それをキャッチした友達なりは、こういう意味かな?と、また遠回しに解釈する。そういうクセが付いちゃうと、全部誤解した形になりますよね。的外れな会話しかできなくなったりしてしまう。そんな人たちに、正直にモノを言っていいんだよ、とは言ってあげる。一番は恐怖ですよね。嫌われるかとか。