占いに来られる相談者について(その4)

たまき(以下、た):
あと、少し話はそれてしまいますが、先ほどお話しした女性にお姉さんがおられ、彼女と同じぐらいの時期にフラれたみたいなんですよ。それを機に、お姉さんは男性に対して興味が無くなり、そのフラれた相手のことしか心の中にまったくなくなってしまわれたそうなんですね。

それを心配した妹さんから、私のところに見てもらいに行けと言われ、こちらへ来られたのですが、今では好きな方ができて、自分からも男性に対し、コミュニケーションが少し取れるようになってきたという例もあるんですよね。

フラれてからは、もうとにかく男性というのが怖かった。その前の人のことしか考えられないからと、ずっとそこで立ち止まったままだったという方が、ちょっと前向きになってくれて、新しく好きな方もできて・・・、今は姉妹そろってうまくいっています。

インタビュアー(以下、イ):こうして見てみますと、キーワードは「前向き」でしょうか?

た:
それはそうなんですが、ダメな場合は、やんわりとダメですよということはお伝えするんですよね。

イ:やはりどうしてもダメなものは、ダメなんですよね?

た:
ええ、ただ相談者に対し「これはダメ」と頭ごなしには言わないんですけれど、こういうふうにするのがいいですよ、もっと他を見るほうがいいですよ、という言い方はします。

それでも四柱推命・霊感・タロットで占ってみて、まだ可能性があるようならば、私はその方の背中を押すようにしています。背中を押されたら、本人が頑張る。いくら私が「いける」と言ったところで、本人が頑張らないとそうはなりませんから。

イ:そうですよね。本人が前を向いて頑張らないと始まらない。だからといって、あまり良いご縁ではないといった場合にはオススメはしない、と。

た:
そうですね、良いご縁でないならば、やんわりとお断りをして、次を見るようにアドバイスをしていくように心がけています。