占いに来られる相談者について(その3)

インタビュアー(以下、イ):では、連絡を再び取り始めてからのその一年は、傍から見ればカップルのようであっても、当事者たちは、いわゆる“カップルのようなこと”は、していなかったのでしょうか?

たまき(以下、た):
“カップルのようなこと”は、してはいます。でも、女性からすれば・・・

イ:相手に遊ばれているだけかと?

た:
いえ、遊ばれているというよりも、彼が本当に自分のことが好きかどうか、不安なんですよね。
そういう男と女の関係もあるというのに、不安だと。女性は微妙なものですよね。

で、その年のクリスマス、思い切って彼に聞いたところ、「オレら付き合ってるやん」と言われたと。

イ:そうですよね。本人以外の誰もが、二人は付き合っていると思っていますよね。
だけど、その不安な気持ちを言い出せなくて、わからなくて、後押しする人間が居なかったと。
そしてそれをたまき先生が、「この日に聞けば大丈夫だよ」と、占いで運命的なものを見て伝え、そのアドバイスに従ったところ、いい返事が返ってきたと。

た:
今もちゃんとこう「付き合ってるやん」と言われて付き合っているんですよ。すると今度は結婚の話になって・・・。

イ:そこからは展開が早いですね。

た:
今すぐ結婚するというのじゃなくてね、「おまえと結婚してあげてもいいぞ」みたいな・・・高飛車な男なんですよ。
そうやって彼女のことをからかいたい部分が半分あるような男性なんですよ。私からしたら、すごく楽しいなと思うような方なんですよね。

それで、今のところ、私から見れば2年後には結婚できるというものが占いに出ているので、彼女にはそう言っているんです。

イ:そうすると彼女は、また2年後を目途に、このタイミングで彼と結婚できないだろうかと、段取りを考えてくるのでしょうか?

た:
今も2週間に1〜2回は、仕事帰りにこちらへ来てくださっているんです。
彼の気持ちがやっぱり不安なんですよね。