占いに来られる相談者について(その2)

インタビュアー(以下、イ):お相手の男性は、何をされている方なんですか?

たまき(以下、た):
自営でネット関係のお仕事をされていて、年は彼女よりけっこう上。意外と8つか7つくらい上の方で、20代後半ぐらい。その男性は若い子が好きだったみたいで、紹介されてお付き合いを始めて。でも、仕事が大事だからもうおまえのことは切る、と言われたそうなんですよ。

でも、私から見たら相性も良いし、縁もあるというのがあって、大丈夫よと、その相談に来られたのがたしか秋ごろだったので、年が明けたら連絡が取れるよ、と。すると、そのころに本当に連絡が取れ出したみたいなんですよ。

それから週に2回ぐらいずっとうちのお店に通われて、男性とは付き合っているような・いないような関係が、ずっと続いていて。男性の気持ちを見ると、彼女のことが必要だというのが出ているけれど、本人にとっては不安なんですよね。かわいさからか、彼が時々彼女をからかったりするものだから、それが本人にとっては「本当はどう思っているの?」となり、それをずっと相談に来られていました。

その女性が今年大学を卒業して社会人になってからも、その男性と毎日のようにメールもしていて。もう関係が以前に戻れているんですよね。それで去年、クリスマスの日に思い切って彼に「私たち、付き合ってる?」というのを聞きたいと。

イ:元々付き合っていて、一度別れて、それから再会のチャンスを伺い、そのうち会えるようになり、さらにメールもちょくちょくするようになっていき、傍からはカップルに見えるようでも、本人はそう思えないと?

た:
思えないんですよ。「もう一度付き合おう」と連絡を取ったわけじゃないから。ただ普通にこう、連絡を取っているというものがある。向こうも同じ気持ちだろうと思っていて、去年のクリスマスに彼女が「思い切って言いたいんです」と。だから、言っても結構よ、彼は「うん」って言ってくれるよ、と。