占いに来られる相談者について(その1)

インタビュアー(以下、イ):先生がこの15年ほど見てこられた中で、どのような悩みを持った相談者が多いですか?

たまき(以下、た):
どちらかというと家族がらみのことですね。

私と同年代の女性だと、その方が娘さんを連れてくる。娘さんの悩みを代わりに言う、ご主人の悩み・・・たとえば仕事がこの先どうなるかなどを代わりに聞く。あとは自分の母親、義理の母親の家の土地の問題だとか、娘さんに関しては勉強のことや、どっちの方向に進むべきか、といったことが多いです。

わりと家族ぐるみで、兄弟で来られたり。女性はほとんど恋愛についてなんですけれどもね。でもやっぱり、どちらかといえば私のところに来られるお客さんは、仕事をバリバリやりたいという相談が多いんです。

イ:たいてい占いというのは、恋愛占いのお客さんが多いように聞きますが、先生の場合は、仕事や将来や勉強など、男性でも聞きたいようなこと?

た:
そうです。自分で企業経営をしている人。独立したいんだけれど・・・といったことで来られ、あなた何年後にこうなるわよとお伝えし、実際にそうなり、またそこから節目節目で来てくださる男性とか。

イ:たしかに節目で占ってもらえると、いろんな意味で自分と関係のない人にサポートしてもらえるような形で、良いとは思いますが、それにどっぷり浸かっちゃうとちょっと怖い部分がありますよね。特に恋愛においては。

た:
怖いものがありますね。そこしか見えてない部分があるからね。

イ:では、最近占った具体例を教えていただけますか?

た:
ここ1、2年来てくださる22歳の女性なんですが。最初に来られたのが「彼と別れたんです」と。

当時は大学生で20歳ですね。付き合っている男性から別れ話をされ、別れました、復縁できますか・・・ということだったんですよ。それで二人の相性や縁を見て、次にタロットで見たら、復縁できるものがあると出たので、「復縁できますよ」とお伝えしたんですよ。